子づくり(不妊症)
子供が欲しければ、鍼灸治療を!
当院に通われている、なかなか、子供ができなかった御夫婦に、妊娠出産が相次いでいます。鍼灸治療やよもぎ蒸しで気血の流れを良くすることで、妊娠力が高まります。とくに、検査しても異常が見つからないのに子供ができないという御夫婦は、気血の流れをまず正常に戻すことを考えましょう。
ある患者さんは、治療5回で、妊娠されました。調べても何も問題がないけれど妊娠できない、妊娠するけれど、妊娠を維持できず流産してしまう、などの場合は、あまり回数を重ねなくとも、妊娠出来やすい状態にすることが可能なようです。
気血の流れを妨げる原因のおもなものは、過労とストレス。旦那さんも奥さんもホントに疲れています。全身の気血の流れが悪いと当然、卵巣への気血の流れも悪くなります。卵子への栄養補給が滞り、元気な卵子が育ちにくくなるでしょう。また、子宮の気血の流れも悪くなります。受精した卵子のベッドになるべき子宮内膜への栄養も滞りふかふかベッドになりにくい。男性も同じこと。精巣の気血の流れも滞り、元気な精子が育ちにくくなってしまいます。
しかし、問題は、もっと基本的なことにもあるとアキュサリュート高輪院長は考えています。それは、セックスレスの問題。子供ができるも何も、その大本の作業をしないのですから、子供ができっこありません。
「第6回男女の生活と意識に関する調査」によれば、2004年に31.9%だったセックスレスの割合が2012年には41.3%に増加しています。
そして、その理由として、「仕事で疲れている」の割合がかなり高いのです。
まずは、疲れた身体をもとにもどすこと。そうすれば気血の流れがスムーズになり子供もできやすい身体になっていきます。また、セックスは疲れるものと思っていませんか?実は元気になるセックスもあるのです。
古代には「房中術」という性医学の分野がありました。セックスによって病気を治したり健康になろうとするものです。陰陽のエネルギーの調和を保つことが健康の基本だと考えられていて、陰が余り陽が不足しがちな女性と、陽が余り陰が不足しがちな男性とで、お互いに足りないものを補い合おうというのが基本の考え方です。そこには、いかにしていい子供を産むかという分野も含まれています。
是非、御夫婦お二人で治療にいらしてください。様々な観点から、いい子供を授かるようにアドバイスいたします。
院長著作『フロー・セックス~中医学に学ぶ安らぎと幸福の性愛術』
院長は、北京中医学院を卒業後、大学附属の東直門病院の婦人科で二年間研修しました。
いまだに92歳で現役で臨床されている王子瑜先生についていました。不妊症や、更年期障害、月経不順、月経痛の大家です。たくさんたくさん学ばさせていただきました。